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Author:じゅくちょー

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ビロンバさ〜ん
生徒にうけるじゅくちょーが死にそうになった話。

アフリカの日本大使館に勤務してた頃のことです。
じゅくちょーは現地職員に給料を計算して渡す係でした。
その日、大使公邸の夜警の職員(もちろんザイール人)たちに給料を持っていきました。ビロンバという30代の長身のザイール人がいて、普段は温厚な性格でした。
ビロンバには子どもがたくさんいて(ザイールでは5〜10人は当たり前)、生活費のために数ヶ月前から給料の前借りをしていて、毎月給料から分割して差し引いていました。しかし、先月にも前借りをしたために、今月の差し引き額を多くして給料を渡したのです。
それを受け取ったビロンバは、給料袋を見て投げ捨てました。
若かったじゅくちょーはその場で、冗談で空手の真似をして怒ったふりをしたのです。それがいけなかったのです。。。

じゅくちょーは、空手など全くできませんが、ビロンバは身の危険を感じて道具小屋に走っていき、手製のやりを持ってすごい形相でこっちに向かってきたのです! 
あの時、他の職員がいなかったら、もうここにはいなかったでしょう。
みんなが、「アレテ(やめろ)、ビロンバ!」と言いながら数人で制止してくれたのです。助かりました。

今ならもっと違う対処ができたと思います。
現地の人を精神的に追い詰めたらいけなかったのです。
現地職員の給料は、日本円で毎月5000円程度でした。それで多くの家族・親戚まで養っていたんです。ごめんなさい。ビロンバさん。

生徒たちには、ビロンバという名前がすごくインパクトがあるみたいで、今でもよくその話題になります。

ビロンバさ〜ん、まだ大使館で働いてますかぁ?


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思い出 | 【2006-04-13(Thu) 00:05:43】 | Trackback(-) | Comments:(0)